電解銅箔製造設備

リチウムイオン電池やプリント基板用途で需要が拡大しつつある電解銅箔。
当社では、製造設備の心臓部である陰極ドラム(チタン製)、陽極(チタン製)、ブスバー(銅製)などを製造しています。

陰極ドラム
電流分布が均一となる社内独自設計
スキン溶接部は高度な加工技術により、母材と近似組織となっています。
独自の技術及び装置については特許を取得しています。
ドラム外径・幅についても各種サイズについてご対応致します。
新規製作から巻き変え及び改造・修理まで、どのような要望にもお応えします。

アノード架台
各ユーザーの設計条件に合わせ、電流及び電解タンクのスペースに合わせ個別に設計製作致します。
電極は基本は1枚物で製作されるが、脱着容易性により分割も可能。
電極材は電流分布の均一化を狙い、板厚を選択可能。
電極面は、電解液の流れに影響しないように、突起物の少ない平滑設計。
通電方法は、電流分布の均一化を狙い、ブスバーとの接続部を電極裏側に広く分布させている。

ブスバー
電解、メッキ、環境設備など腐食雰囲気での通電材料として使用される、銅をチタンで被覆して拡散接合をしております。

マニホールド
各ユーザーの運転状況に合わせ、流量・流速及び電解タンク内のスペースに合わせ個別に設計製作致します。
※今後の高品質箔の製造には、電極の電流分布及び電解液の均一な運転条件が不可欠となる。